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連休3日めも庭園お散歩と美術館 [<着物>]

小石川後楽園でカキツバタを見てから国立近代美術館へ。

DSC01662.jpg着物 小紋 紅型風
帯 花織り
帯揚げ 綸子薄紫
帯締め 丸組
DSC01664.jpg












この着物はいただきもの。
色合いとやや光沢のある素材感がこの季節に合うような気がしてこの時期定番になっている。
この先もずっと着るだろうことを思うと、自分仕様に仕立て直してもいいような気がする。
小石川後楽園をお散歩していたら、素敵ですねと声をかけてくださった方がいたので
すっかり気をよくして、そんな気持ちになった。

新緑の季節となり、木々の緑が力を増してくると
着物もぼんやりした色よりもはっきりした色目の方がいいように思う。
こんな色彩の移り変わりも季節感である。

だから、やはり季節の花を描いた着物というのはその時期だけのもので、
違う時期に着るものではないように思う。
というのは、その花の咲く季節が求める色というのがあって、
たいがい地色はその季節に合った色目に染められるからだ。

おなじ桜色でも若干グレーが混じったり黄色が混じったりで
春のピンク、秋のピンク、冬のピンクとニュアンスが違う。
透明感のあるなしも重要だ。

それに素材の違いも光の質を決める。
しぼの深い縮緬は影をつくり、光沢があまりない。
羽二重のような素材だと、つるっとした表面が光沢を生み、
春から夏にかけて自然界が光に満ちるときに合う。
秋に着るための着物はやはりしぼの深い縮緬で温かみを感じさせるものとなるだろう。
とすると、いくら季節無しの柄であるといってもしぼの深い縮緬の着物は
5月にはあまり合わないということになる。

こう考えると夏意外にオールシーズン着られる着物って結局ないのだろうと思う。
季節にあった素材で季節にあった色の組み合わせはある程度決まっているのだ。
こんなことをつらつらと考えるのも
先日團菊祭で、秋に着るような菊の着物を着ているひとを見かけたから。
まぁ團菊祭だからと因んだのだろうけれど、やっぱり見ていて重苦しい感じなのね。
5月ってさわやかな季節なので、やっぱりその季節感に相応しい着物の方が素敵に見える。
どんなに素敵な着物であっても季節外れの着物は、その季節が求める色や光にあってないので
オールシーズン、いつでも素敵に見える着物ってないんだなと思った次第。
(単衣も、春単衣と秋単衣は色目が違う。春は夏に向かうのでさやわかな色、
秋は初秋の到来を予感させるワントーン渋い色。6月と9月両方着られるような単衣ってやっぱりないんだよね。最初から6月用、9月用と分けて作った方がいいとわかった。)

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